図録写真解説本雲谷等顔雲谷派雲谷等益国宝重要文化財重要美術品家系図山水図群馬図竹林七賢図騎驢人物掛軸山水画水墨画桃山絵画日本古美術

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    図録・写真解説本 雲谷等顔とその一派

    至文堂
    1993年発行
    98ページ
    約23x18.5x0.6cm
    監修/文化庁・東京国立博物館・京都国立博物館・奈良国立博物館
    執筆・編集/山本英男 (山口県立美術館、京都国立博物館学芸部長・特任研究員、嵯峨美術大学教授を歴任、雲谷等顔と雲谷派の大回顧展「雲谷等顔と桃山時代」「没後400年 雲谷等顔展~雪舟を継いだ男」企画の、桃山絵画研究・雲谷等顔・雲谷派研究の第一人者)



    ※絶版

    雲谷派…雲谷等顔を開祖とする江戸時代の画派。中国・北九州地方を活躍の場とした。毛利輝元に仕えた雲谷等顔、雲谷等益、福島正則に仕えた雲谷等屋や、江戸時代の雲谷等爾、雲谷等遮らがいる。等益は、兄の三人の遺児と実子四人を画家として育て、それぞれ独立したため雲谷派には7つの系統がある。代々毛利家の絵師として仕え、萩を拠点に幕末まで存続した。

    雪舟の流れを汲んだ線描が強く硬直的な真体水墨画的な山水画の他、彩色した花鳥を題材とした作品や僅かではあるが風俗画も見られる。雪舟の正当継承者を主張し、その模写や研究などをさかんに行っていた。雲谷派は等顔が築いた雪舟様の画法を墨守したため、形骸化・保守化が著しい側面があるが、その守旧さゆえに桃山風の華麗な装飾性が後々まで残ったとも言える──

    本書はその雲谷等顔と雲谷派にテーマを絞り、関連作品とともにカラー口絵写真13図・モノクロ写真図版とあわせて、国宝・重要文化財・重要美術品ほか83点を収録した資料本。巻末に雲谷家およびその一派の家系図収載。
    謎に包まれた雲谷等顔の出自から狩野派との関係に始まり、その画風作風の展開などを掘り下げて詳細に論考したもの。

    雲谷等顔、雲谷派については刊行物として本書で取り上げるまで、展覧会図録程度でほとんど紹介されず類書も少なく、本書の図版やデータは大変貴重な資料となっています。

    小ぶり・モノクロ図版が中心でありながら二段組テキストで雲谷等顔・桃山絵画研究の第一人者による解説論考は、
    内容充実、情報満載の研究書となるもの。
    桃山絵画、日本画、掛軸、掛物、山水画、花鳥画、人物画、水墨画、日本の古美術愛好家必携の絶版図録解説本。



    【目次】
    雪舟流正系論争
    謎の前半生
     出自
     狩野派との関係
     上京
     天正十一年入門説
     小早川家仕官説の問題
    雲谷庵主誕生
     毛利家仕官
     山水長巻模写の真偽
     雲谷庵再興
    謎の画家・楊門
     教養人・等顔
    等顔の画蹟
     仏通寺の障壁画
     黄梅院の障壁画
     制作時期の検討
     京都での画事
     藩内での障壁画制作
     屏風絵の制作
     異色の伝等顔作品
     巨匠逝く
    等屋と等益
     悲運の画家
     雪舟四代
    図版目録
    参考文献
    画家と武士のはざまで 雲谷派の興亡
    系図 雲谷家 津森家 永冨家 波多野家 栗栖家 三谷家


    図版提供/馬の博物館/岡山県立美術館/金井杜道/講談社/野久保昌良/福岡市立博物館/三原昇/宮原正行/毛利博物館/山口県立美術館

    【作品解説文 一部紹介】
    第1図 竹林七賢図(襖十六面のうち 京都市・黄梅院)動きには乏しいものの、内面から観る者を圧迫するような重量感。それが、等伯や友松とも異なる、等顔の人物画最大の持徴である。

    第5図 騎驢人物図屏風(六曲一双のうち)
    等顔による真体人物図の好例。猫背で顎を突き出した独特の人物の姿態が図を特徴づけている。左隻の騎驢人物は 潘ロウ、右隻(第49図)の戴笠の高士は蘇東坡であろうか。潘ロウは周代の穆王の臣下であったが、ある時馬華という馬を賞賛したため王の怒りにふれ華山に流された。やがて無罪放面となった彼は、華山の景色に別れを惜しむあまり倒騎して詩を詠じたという。

    第7図 嶋井宗室像(一幅)
    等顔による数少ない肖像画のひとつで、宗室没後まもない元和元年(1615)に宗室の親族の需めにより描かれた。髭の浮いた何げない表情でとらえられているのが面白い。賛者は大徳寺第156世の江月宗玩。

    第6図 天神図(一幅 防府市・防府天満宮)
    松梅の下に坐す衣冠束帯姿の天神(菅原道真)を描いている。等顔は天神図を得意としていたらしく、数点の作品が現存するほか、萩城二の丸の外郭にあった満願寺の鎮守神・東園秋葉社にも、彼の手になる天神像がまつられていたという。毛利家旧蔵。

    第8図 山水図屏風(六曲一双のうち 熊谷美術館)
    徹底した簡略化衣現と極端なまでの筆線の硬質化は、画面から一切の潤いを収り除く結果となった。金属的な冷たさを感じさせる、等顔最晩年期の山水図である。

    第12図 雲谷等益筆 山水図屏風(六曲一双のうち)
    新出の等益画。父に学んだ構築的な構図法はそのままに、図形化された諸景物を所狭しと詰め込んでいく。等益は形への執着が人一倍強い画家であった。


    【雪舟流正系論争】より一部紹介
     元禄・享保年間頃に編まれたとみられる浅井不旧の著「扶桑名公画譜」に、長谷川等伯と雲谷等顔による “雪舟流正系論争”なるものが記されている。それによると、雪舟には夏珪の筆法で描いた大軸、小軸と呼ばれる淡彩山水図二巻があり、等伯はこれを得ることによって雪舟五代を称した。一方、これに遅れをとった等顔は山口に下り、雪舟の旧居・雲谷庵に伝わる「雪舟巻絵本」を防州太守(毛利輝元)から賜わり、再び上洛。京都所司代に己れの正統性を訴え出たところ、等顔の側の言い分が聞き届けられ、以後彼が雪舟家を唱え、やむなく等伯は長谷川家を立てることになったという。
     この逸話は、江戸中期以降広く巷に流布したらしいが、はたしてその信憑性はとなると、少々首を傾げざるをえない。例えば等伯は晩年まで雪舟五代を称し続けているし、また等顔が所司代に訴えたという確たる証拠もない。後述する龍光院の画事において両者が競作したことが、このようにおもしろおかしく脚色されたのではないかという見方もなされているほどである。やはり、逸話は逸話として捉えた方がよいのかもしれない。ただ、等顔もそして等伯も、雪舟正系を強く標榜していたことだけは事実である。もちろん画技もそうだが、偉大な雪舟の流れを汲むという立場を主張することは、彼らが画壇や社会で確固たる地位を得るための、いわば必須の手段であった。状況は今と何ら変わりはないのである。「所司代に訴えた」という先のくだりも、この逸話がささやかれた当時にあっては、おそらく当然有り得べきこととして、素直に受け止められていたことだろう。
     では、等伯と等顔の雪舟正系争いを今のわれわれが裁定するとどうなるか。結果はやはり同じであろう。主君の輝元から雪舟畢生の大作「山水長巻」と雲谷庵を拝領したこともあるが、それ以上に等顔の芸術そのものがそのことを強く裏付けているように思われる。
     本書では、そういった等顔の伝記と画業について彼の代表作を交えながら紹介してみたい。



    【図版目録】一部紹介 
    ネームの上部の数字は図版番号で、太字は原色版写真を表し、下部の数字は写真の挿入頁を示す。
    ●印国宝、◎印重要文化財、○印重要美術品。 特に名を付さない絵画は雲谷等顔筆。(ここでは省略)

    表紙 群馬図屏風 京都国立博物館
    表紙裏 山水図屏風 ボストン美術館
    竹林七賢図 京都市黄梅院
    竹林七賢図屏風 永青文庫
    山水図屏風 山口県立山口博物館
    夏冬山水図屏風 文化庁
    騎驢人物図屏風
    天神図 防府市防府天満宮
    嶋井宗室像(江月宗玩賛) 
    山水図屏風 熊谷美術館
    花見鷹狩図屏風 伝雲谷&顔筆 MOA美術館
    鷹図三谷等宿筆
    鯉魚図屏風 雲谷等益筆 山口県立美術館
    山水図屏風雲谷等益筆
    琴稘書画図屏風雲谷等益筆 熊谷美術館
    雪舟像(玉舟宗珊賛) 雲谷等益筆 常栄寺
    原治兵衛直儀家譜録 山口県文書館
    山水図屏風 シアトル美術館
    山水図屏風 「国華」二六二所収
    福原廣俊外八百十九名連署起請文 毛利博物館
    翼体山水人物図 伝言舟筆 仏通寺
    竹林七賢図屏風 永青文庫
    草体山水図 伝皙舟筆 三原市仏通寺
    月夜山水図 伝狩野元信筆 京都市霊雲院
    山水図屏風 ボストン美術館
    山水図屏風
    雲谷庵風景
    山水長巻 雪舟筆 毛利博物館
    山水長巻模本 伝雲谷等顔筆 毛利博物飽
    楼閣山水図屏風 雲谷等益筆
    楼閣山水図屏風 雲谷等益筆 岡山県立美術館
    陶淵明林和靖図屏風 サンフランシスコ・アジア美術館
    山水図屏風 山口県立山口博物館
    夏冬山水図屏風 文化庁
    雲谷等爾像(乾峯碩恕賛) 雲谷等宥筆徳隣寺
    達磨図 萩市徳隣寺
    等顔、司溪跋文 毛利博物館
    山水図屏風 「雲州余彩」所収
    山水図巻
    山水人物図屏風 東京国立博物館
    群馬図屏風 京都国立博物館
    群馬図屏風 菊屋家住宅保存会
    嶋井宗室像(江月宗玩賛)
    行体山水図 伝雪舟筆 三原市仏通寺
    行体山水人物図 伝雪舟筆 三原市仏通寺
    山水図 文清筆 京都国立博物館
    楼閣山水図 文清筆 韓国国立中央博物館
    行体蓮芦図 伝雪舟筆 三原市仏通寺
    山水図 京都市黄梅院
    竹林七賢図 京都市黄梅院
    騎驢人物図屏風
    六祖破経図 梁楷筆 三井文庫
    芦雁図 京都市黄梅院
    画師的伝宗派図 博多市崇福寺
    柳に叭々鳥図屏風 京都市龍光院
    瀟湘八景図屏風(梅庵賛) 京都市龍光院
    達磨図(春屋宗園賛) 京都市三玄院
    丹霞禅師図(沢庵宗彭賛) カウンティー英術館
    帰去来図 京都市普門院
    惟松円融像(自賛) 山口市常栄寺
    三十祖像 京都市金地院
    蜆子和尚山水図 京都市十念寺
    鯉魚図
    墨竹図
    蜆子和尚図 山口県立美術館
    屏書政要図 「尚美賢料」所収
    「等顔」白文方印 京都国立博物館
    群馬図屏風 山口県立美術館
    群鹿図屏風 伝雲谷等顔筆
    騎驢人物図屏風 ボストン美術館
    唐人物図屏風
    山水図屏風 京都国立博物館
    山水図屏風 熊谷美術館
    花見鷹狩図屏風 伝雲谷等顔筆 MOA美術館
    春夏山水図屏風 伝雲谷等顔筆
    等顔墓碑
    達磨図(蘭翁賛)雲谷等屋筆 姫路市大賞寺
    潘ロウ騎驢図 三谷等哲筆
    琴棋書画図屏風 雲谷等益筆 熊谷美術館
    楼閣山水図屏風 雲谷等益筆 大阪市立美術館
    四季花鳥図屏風 雲谷等益筆 東福寺
    樹下高士山水図 雲谷等益筆 山口県立美術館
    山水図屏風 雲谷等益筆 メトロポリタン美術館
    群馬図屏風 雲谷等益筆 岡山県立美術館
    梅に鴉図 雲谷等益筆 京都国立博物館
    裏表紙 高士図座屏 京都市高桐院
    (機種依存文字、文字化け等ご容赦ください)


    ★状態★
    1993年のとても古い本です。
    外観は通常保管によるスレ・開きじわ程度、本文目立った書込み・線引無し、
    問題なくお読みいただけると思います。(見落としはご容赦ください)


    <絶版・入手困難本>オークションにも滅多に出ない、貴重な一冊です。
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